【栄四榮四郎記念館】和紙を未来へつなぐ 雁皮の生体調査

和紙を未来へつなぐ
雁皮の生体調査。
雁皮。
成長は遅く、原料として収穫できるまでに30年〜50年かかる。
その性質ゆえ、栽培は出来ないと言われている。
そんな、貴重な原料、雁皮の生育を四季を通じて追っています。
まず、知るの段階です。
5月の下旬に、花が咲いているのを確認して、約2ヶ月経過しました。
そろそろ種があるなら、出来ているのではないかと、観察に行ってきました。
えっ、種、ついてる〜と、とっても嬉しかったです。
初めて見ました。
そもそも、
雁皮って、どうやって殖えてるの?
種って、どんなのが出来るの?
と言ってたくらい、生態がよく分からないのです。
だから、もう、これは大発見です!
この種を蒔いて、芽が出たら、苗が出来るんじゃないか?など、夢は広がります。
和紙を未来へつなぐことは、地道です。
結果など、30年、50年先にならないと分からないかもしれない。
それでも、今!やるのです。