【こねっとルポ】ニナ貝観察日記

かやぶき交流館の館長米田さんがホタルを育てておられることは、以前ご紹介しましたね。
只今、ホタルの幼虫を育てながら、そのエサとなるニナ貝も育てています。
今のホタルの幼虫は、1ミリほどで、日中は石の下に隠れていますので、見えません。

エサになるニナ貝も、幼虫のサイズにあったものが必要なのです。
石にくっついている芥子粒のようなものが、ニナ貝の稚貝。
そして、大きなニナ貝が産卵し、稚貝を増やしているのです。

ニナ貝のエサは、野菜くずなど。なかなか食欲旺盛です。
先週の金曜日に与えたキャベツが、本日16日には、芯だけになってしまいました。

秋になると、ホタルの幼虫は、1センチぐらいに成長するそうです。エサをしっかり食べたら、6回の脱皮を繰り返しサナギに。6回脱皮するほど成長できない幼虫のまま、もう一年幼虫でエサを食べて大きくなるとこと。
6回脱皮したものは、来年の夏に成虫になります。
ホタルは、成虫になるともうエサは食べないそうです。