雁皮の原料を煮ている間に、安部榮四郎記念のロビーの大きな障子の張り替えを体験しました。

糊の付け方。
紙の表裏。
紙の合わせ方。
仕上げ方。

それぞれの工程で、コツを習います。
枚数を重ねる毎に、皆さん手早く貼れるようになりました。

そして、伝習所の障子で、剥がし方、掃除の仕方を習いました。
みんなでやるから、楽しく、サクサクと作業が進んで行きます。

手漉き和紙の障子は、自然がそこにやってきたような安心感のような、柔らかさがあります。
色のついた和紙を貼ることで、お部屋の差し色としても素敵です。

皆様がとても楽しんで作業をしておられました。